2016年2月20日土曜日

2月16~18日 甲斐駒ケ岳(黒戸尾根)

日時:2月16日(火)~2月18日(木)

メンバー:若月,高田

行程:
16日:静岡=甲府=日野春駅=横手駒ヶ岳神社登山口=刃渡り手前露営適地
17日:露営地=刃渡り=5合目小屋跡=七丈小屋=甲斐駒ケ岳=七丈小屋
18日:七丈小屋=刃渡り=横手駒ヶ岳神社登山口=日野春駅=甲府=静岡

記録:

静岡から電車に揺られ約5時間。やはり身延線は長い。
車窓から望む白い南アルプスの山々に胸が高鳴る。


黒戸尾根と甲斐駒。



バス停から少し迷いながら約一時間で横手登山口へ到着。12時クライムオン。




くるぶし程まで積もった落ち葉を踏みながら着実に歩みを進める。




雪が薄い八ヶ岳





14時過ぎに竹宇登山口から登る登山道と合流。





この分岐を過ぎた辺りから凍結が出始める。





ツボ足の練習?という名目のもと、一日目にアイゼンは出さなかった。





15時過ぎに刃渡り手前の露営適地に到着。





時間があるので刃渡りの様子を見に行く。





刃渡りの凍結は例年の情報よりだいぶ少ないが、




その後の鎖場でも凍結箇所が予測されるため話し合って翌日は初めからアイゼンを履くことに。

刃渡りより鳳凰三山。風もなく非常にいい日。







翌朝起きると風が強い。



甲斐駒方面を見ると雲がかかっている。



刃渡り。





この刃渡り通過10分後高田の腹に危機が。。。





百草丸を飲み少しすると落ち着いたが、





高田の今回の核心はここだった。






この黒戸尾根は修験道だったこともあり、






祠や石碑が目に付く。


剣。





その後は順調に進み、9時に七丈小屋へ到着。






テン場の受付をしたいが、七丈小屋の小屋の方と会えず小屋の周りをウロウロ。







無事受付を済ませ無料で頂いた水は臭い消しとしてかウイスキーの香りが…







荷物を一つにまとめ、山頂を目指す。





風はそれほど強くないが、ガスで視界があまり効かない。






雷鳥に心癒されながら、2時間半ほどで頂上。




若月。





寒いので写真を撮り終えるとすぐに降りる。





七丈小屋のテン場に着き、今回のお楽しみ“ティラミス”を作り





冷やしながら馬鹿な話をしているうちに眠り込んでしまった。





起きると暗くなっている。急いで夕飯の支度をし食らう。美味美味。





ティラミスが凍って、シャーベットと化していたがこちらも美味美味。





トイレに外に出ると、雲が取れ星空と甲府盆地の夜景が綺麗だった。


朝焼けの鳳凰三山と少し富士山。





3日目朝は少し寝坊。バスの本数が少ないので急いで朝飯を食べ、





荷物をまとめ降りる。



七丈小屋下の鎖場は落ちたらアウトな場所であるのに加え、




ホールドスタンスが豊富だが、それらが雪氷で凍結しているので





アイゼンをしっかり効かせ慎重に降りたい。(写真)





この日は雲なしの冬晴れ。


甲斐駒と



バスの時間が迫っているが、下山は若月が早いので




着いていけば安泰。





無事横手登山口へ降り、駒ヶ岳神社で手を合わせ





バス停に向かっている途中に出会ったおばあちゃんと話をしていたら




「いい山だからまた来てね」とドーナッツを頂いてしまった。
ありがとうございます。










甲府駅で生姜焼きを食べ腹を満たすと、長い身延線の帰りが待っていた…




まとめ:
腹痛は辛かった。(高田)


(文:高田)

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